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難解な財務諸表の分かる化計画その1

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2008.9. 2
最近、仲間に隠れてこそこそとやっているのが、経営状況を示す数字の図形化、分かる化計画。私を含め、普通は財務諸表見ていても何が何だか分かりませんよね。
これで社員に経営まで考えてくれというのは過酷な話。自分ですら説明するのが困難なのですから。


分かる化計画のきっかけとなったのが3年前。財務諸表について分析していた時に、理念やVISIONを持って仕事を進めていくと、それを鏡に映したかのように結果(数字)に表れるのだなと気づいたのが楽しかったこと。


筋肉を鍛えると体格が変わるのは当たり前ですし結果もすぐ見えるので、トレーニングが楽しくてはまりますが(ダイエットも同じ?)、経営に関しては結果が筋肉みたいに感じ取れないですし、逆に拒否反応を起こすくらい見ても分からないので、分かる化計画は数字の苦手な中小企業の経営者や幹部にとって今後重要になる気がします。感じ取れなくても、必ず筋肉と同じように結果として表れるので。


例えば、自分の提案が理念やVISIONに沿っていて、実行された後に経営者から数字を分るように見せられ、その提案を正当に分かりやすく評価されたら、頑張った仲間のモチベーションはかなり上がると思いますし、経営感覚の経験も身につくはずです。


事業を任される事業部長から見ても、事業所を任される事業所長から見ても、削減すべき経費と、削減すべきでない経費は理念から追って行くと簡単に判断できますし、目標設定も間違うことはありません。そしてそこまで分かっている幹部であれば、そこまでの権限を安心して渡せます。


で、私も管理会計の経験や能力があるわけではないのでいろんな本を読んでいるのですが、分かりやすかったのが「数字は見るな」という本。


まず引き付けられたのが「会計は会社の鏡」という言葉。何年か前から自分も感じていて話をしている事なので、この本は自分に合うと直感しました。

読んでいって著者のファンになりましたが、特に良いと思ったのが会計を作る人と活かす人がいるという考え。あまり書くと本をパクッているようで気が引けるので書きませんが、Jサポートの経理と経営者の役割がはっきりしましたし、実際に決算書見ていて経理担当の仕事は120点!と感じることができました。資産にゴミを入れない工夫や不健全な会計を排除する工夫を自然に行っているので、向いているのかもしれません。


ここで突然問題です。

この本の著者田中靖浩さんが「2兆円ってどれくらいか説明してください」という問いの答えとして例にあげていたことが、私のいつも思っている事と同じだったので嬉しかったのですが、皆さんだったらどう説明しますか?

分かりやすい説明ができる方は、事業部長や経営層に向いているかも???

答えは本を見ないと書いていないですし、それだけが答ではないと思うので、職場で討論やコンセンサスしてみてください。誰の説明が分かりやすいか・・・


以下は、分かる化第一歩のBS。間違いだらけだと思いますが挑戦が大事。次はPLにチャレンジして、その次に重要指標決めようと思います。

資産の部

負債の部

流動資産

 現金預金

 受取手形

 売掛金

 短期貸付金

 未収入金

・・・

流動負債

 支払手形

 買掛金

・・・

純資産の部

株主資本

 資本金

・・・

↓塗りつぶして、自分なりに意味を書き、計の欄だけざっくり見る

bs1.jpg

必ず左右はバランスするので逆に分かりにくい。単細胞な私は頭が混乱する。ここで、上記の数字から利益と損益を抜いてみると状況がつかめる。抜く前は、ある意味粉飾して無理やりバランスさせている状況であり、分かる化には無理がある。BSの項目でいう、余剰利益や損益を考えないで図にするということ。バランスが崩れたところで、以下に3パターンをあげる。

1、最悪なケース。お客様や銀行に迷惑をかけてしまう。

立ち上げ期の事業なら将来性を判断し経営判断となるが、それ以外では厳しいだろう。

bs2.jpg


2、ほとんどの企業はこんな感じでは?他人に迷惑かけていないが、株主は損しているっぽい。お金のシステムが生むマイナス要因を考えると、当然の結果かもしれないが言い訳にならない
bs3.jpg


3、理想の形。付加価値を創造できていて、なおかつその価値がマイナス要因を打開できているレベル。株主に恩返しできる。

  bs4.jpg

現在のJサポートは正直2の状況。BSとPLを同業種で比べると、その会社の個性が出て面白い。上場企業はIR情報を公開しているので、自分の会社のバランスやPLにおける%と、大手同業種の%を比べると面白いし、自社の強みも見えてくる。もちろん危機感を抱くためにも使えるのだが、どいらにしても数字嫌いはざっくりとした概要だけでも把握することをお勧めする。

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